スキャルピングの撤退タイミングを研究していきます。
記事初版:2020/08/10 23:00
ご覧頂きありがとうございます😍
はじめに
数々のトレードを行い、動画を投稿してきたなかで、
まず時間指定決済を導入し、成果が出てきました。
(時間指定決済の経緯についてはコチラ!😍)
次に必要を感じたのが、撤退タイミングでした。
- 最初のうちは順調に利益が積み上がっていたのに、気づけば大損・・・
- 最初で十分に稼げていたのに、何故か続けてしまった・・・
- 最初が微妙だったけど、利益を着実に積み上げることが出来た!!
などなど、プラスもマイナスもあげればキリがありません・・・。
感覚として「撤退タイミング」をコントロールする必要を感じていました。
- まだ稼げるかもしれないけど、ここで撤退しておこう
- まだ損しているが、粘る価値があるぞ!
といったことを明確に判断する材料が欲しいところです。
そこで今回は、日毎のトレードの損益をグラフ化し、振り返ってみました。
方法
いつものごとく、トレードの損益をエクセルファイルに落とし込みます。
今回は981件のトレードが対象でした。
ここから、日毎に累積損益を計算していきます。
累積損益の日計り計算
まず面倒な壁1つめです。
元のデータでは、約定日時が秒単位まで取得されます。
図のように、機械的に日付変更を判別して累計損益をリセットしたいです。
マクロを組んでごちゃごちゃやろうとも思ったのですが、手動で計算しました。
※その場限りの作業なら、手でやった方が早いときもあるのです・・・。
まず、上図のC列のように、日付が変わったときだけ印を付けます。
これには、A列の決済約定日時を日付までに落としてIF文で変化を判定します。
するとこんな感じです。
あとは、「@@@となっているところを手動でリセットしながら」
SUMで累積していくだけです。
累積損益を日計りでグラフに表す
今回の一番大変なところです😇。
およそ30日分のグラフを手動で作成するとなると、2時間はかかります😱
なぜなら、グラフのスタイルも手動で統一する必要があるからです。
流石にここはマクロの出番です。まずは簡単なマクロで、
先ほどの「@@@」の区切りが何列から何列まであるかを抽出。
例えば、6/2の損益は2行目から16行目にあります。下図参照。
あとは、この列にあるデータをそれぞれ分けてグラフ化していくように
マクロを組むだけです。
コードは下のようなイメージです。興味のある方だけご覧頂ければ🙏
1回しか使わないコードなので、スパゲッティ*1上等です。
これで、グラフが大量に作成できました。
あとは、細かい調整をして完成✨
完成したグラフを、切り取ってカード形式にします。
何度も眺めていきながら、何か手がかりはないか探しました。
閑話休題
見出しの画像も、上の画像も、元はスマホで撮った写真です。
それをPhotoshop✨でバリバリに盛ってみました。
どうですか?なかなか、良い味出てません❓😎
分析
概要
データはできました。あとは分析するだけです。
結論から言うと、20分が目安になりそうです。
最初の20分で雲行きが怪しければ
一回大きな休憩をとりたいと思います。
20分、60分、90分のときに損益がどうなっているかを三段階評価しました。
- ○:50pips以上プラス
- ×:50pips以上マイナス
- △:その間
です。結果の概要ついでに、型に当てはめてみました。
詳細
赤背景のものは、避けるべきトレード
緑背景のものは、目指すべきトレード
となっています。
損益がプラスだからといって、必ずしも褒められるトレードではないです。
「目には目を、歯には歯を型」なんかは一番やっちゃいけないトレードです。
最初雲行きが怪しかったのに、調子に乗ってしまっています。
結果次第では「やめればよかった型」もあり得ることを忘れています。
逆に「負けを認める型」は目指すべきでしょう。
収益はマイナスのようですが、一歩間違えれば「やるだけ損型」になります。
それよりはずいぶんマシなのです。部分的には「短期決戦型」と考えられます。
結論
トレード時間が20分の時に、自分のトレードを客観的に見つめます。
それが避けるべきトレードであれば、迷わず大きな休憩か撤退です。
8月も2週目になってしまいましたが、試してみたいと思います。
最後に、さっきの表をまとめ直して結語とします。
ここまでご覧頂きありがとうございました😍
*1:コードを書いた人が、書いたときにしか読めないような可読性ゼロのプログラムのことです。